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肩を傷めた!肩が痛い・・・

肩の傷害や疾患と申しましても、もの凄くたくさんの種類がございます。一般的な私のおもいあたるところでお話をさせていただきましょう。

頚肩腕症候群(原因がわからずに首・肩・腕などに痛みやシビレをきたす疾患)にはじまり、

・肩関節周りの筋肉や腱、靭帯の炎症や石灰沈着!皆様ご存知の肩関節周囲炎。人呼んで”四十肩・五十肩”。石灰が筋膜(筋肉と筋肉をくるむ膜)の中に入り込み接着剤のような悪さをします(何故かわかりません)

・首肩周りの筋肉がこわばりすぎて神経や血管の圧迫障害を引き起こす胸郭出口症候群

・頚椎(背骨の首の部分)の老化や椎骨(背骨の1つ1つの骨)の変形にともなう変形性頚椎症

・首の骨を安定させている靭帯が骨化してしまい脊髄や神経を圧迫する頚椎後縦靭帯骨化症

・肩や首周りのおケガ=外傷・・・寝違えやムチ打ち、鎖骨骨折上腕骨の骨折首の捻挫

内臓疾患ガンの転移でも肩の痛みをともないます。

 肩の傷害や疾患はもっともっとあるのですが、共通していえることはほとんどといってよいほど、症状としての”肩こり”を併発します。この”こり”というのは炎症症状の1つ!必ず本態との関連がございます。この炎症という言葉には悪いイメージがございますが、生体防御反応として傷めた・患った身体を治すためにヒトは行うものなのです。

炎症=疼痛(いたみ)・腫脹(はれ)・熱感(熱が出る)・発赤(患部が赤くなる)・機能障害(動きづらくなる)

傷めたり、痛い場所を動かさないようにする炎症症状の1つ!機能障害が”こり”にあたります。大人のあたまの重さ、およそ4〜5㎏。この重たいあたまを支えつつ、両腕で7〜10㎏といわれる腕をぶらさげ、前後左右、ねじったりまわしたり360°さまざまな動きをする肩まわりの部位はとても傷めやすいのです。ただの”肩こり”?!と想われておる御方がたくさんいらっしゃると考察しますが、日常生活動作の中で必ずご負担をかけている原因があることと想われます。”頚椎は重いあたま!肩関節は重い腕を!”特定の筋肉や関節に負担をかけながら、活動時にはフルに使われます・・・これが肩を傷めてしまう最たる原因ではないかと想っております。

※内臓疾患からくる痛み=要注意

心臓や循環器の病気、胆石・胃・肝臓やすい臓の病気、糖尿病、婦人科系疾患、などでも肩の痛みをおこすことがございます。また頭痛をともなう肩の痛みは脳性疾患のうたがいもございます。症状や痛み方など、十分な観察を行い、専門のドクターのご診察を受けていただくことをおすすめいたします。


腰を捻った!腰が痛い!

本来、人間は二本足で立ち上がり歩き回る生き物ではないのです・・・。その背骨の構造は犬や猫と一緒で4足歩行のつくり。身体を支えている大黒柱の背骨には「生理弯曲」といって、横から見ると首で前、胸で後ろ、腰で前のS字のカーブを描きます。簡単に言うと、猫背になっているのです。だから猫背が楽なのです。でも重力は真っ直ぐ!元々、建てつけが悪いのです。そして使い方は左右均等ではありません・・・人間には使い方にクセがあります。ご負担のかかる生活があります。人間はみんな腰が悪くなる生き物と言っても良いほどです・・・私も腰!何度も傷めました。日常生活において腰に負担をかけず、姿勢を気をつけ適度な運動を心がける!腰痛とはうまくつき合っていかなくてはならないものと考えております。良く診療で診かける腰痛を10コほどあげておきましょう。

筋・筋膜性腰痛症:腰の筋肉や筋膜(近くにある同じような筋肉を膜でくるむ)を使いすぎや緊張状態においておくと腰の筋肉が硬くコって痛みを感じる状態。長時間の同じ姿勢や冷えたりすると痛みが出てきて、押すととても痛みます。

ぎっくり腰:魔女の一突き!正式名を突発性腰痛症とか急性腰痛発作と言います。私も動けなくなったことが数度あります・・・。急に発症するように想われがちですが、経験上、季節の変わり目や疲れがたまっている時、睡眠不足、などなど。「何〜か?数日前から腰がおかしかった」と言われる患者さんがほとんどです。中腰でモノを持ち上げた!身体を捻じった!急に立ち上がった時などに「ギクっ」となるのです。なる時はクシャミでもなります。一種の腰の捻挫や肉離れのようなものなので、絶対に初期はお風呂で温めたり、グイグイもんだり叩いたりはダメです!!!安静と固定を第一に接骨院などのしかるべき医療機関にご相談ください。

腰椎椎間板ヘルニア:背骨は1コ1コの”椎体”というブロックを積み上げて柱を作っております。その椎体と椎体の間=椎間関節には、椎間板と呼ぶ軟骨のクッションが座布団の役目をしております。その椎間板が何らかの原因(腰の酷使、使い過ぎ、過労、体質や骨格、等)で飛び出してしまった状態が椎間板ヘルニアです。急性期にはひどい腰の痛みを伴い、飛び出した椎間板が神経に触ると坐骨神経痛(太ももやふくらはぎの痛みやシビレ)を引き起こします。ひどい時はじっとしてたり寝ていても症状が止まりません!またぎっくり腰になりやすい腰とも言われております。

脊椎分離症:激しいスポーツの繰り返し・・・例えばバレーボールなどで、背骨を何度も何度も曲げたり伸ばしたりしていると、背骨の真後ろに棘突起(ゴジラの背中のトゲみたいな突起)が疲労骨折(針金をグニグニ曲げているとポキッと折れる原理)を起こし、椎体自体が不安定になってしまう状態。繰り返す運動や同じ姿勢の強制で症状が悪化し、後ろの神経を刺激しますと坐骨神経痛を出現させます。

脊椎すべり症:脊椎分離症がひどくなり、ゴジラの背中のような棘突起の両サイドが疲労骨折を起こしてしまうと脊椎すべり症に移行します・・・支えがなくなりますので椎体が前方に動いてしまいます。不安定性が強くなると背骨を固定する手術をすることがございます。

腰椎椎間関節症:腰の後ろの軟骨や関節面がすり減り、椎骨と椎骨の間が狭くなってしまうもので、坐骨神経痛をともなうものがとても多いです。ご高齢の御方に多く診られます。

変形性脊椎症:腰椎椎間関節症が進行してしまうと、背骨や椎体自体の変形が強くなり変形性脊椎症になります。レントゲン写真を診ると竹の節の様に見える特徴があります。

腰部脊柱管狭窄症:背骨を作っている1コ1コ椎体には、椎孔と呼ばれるスペースがあり、それが連なり脊柱管というトンネルを作ります。そのトンネルをつぶれてしまった椎間板や厚くなってしまった支持組織(靭帯など)が邪魔して狭くしてしまったものです。そして脊髄神経や馬尾神経を圧迫し、脚に強い症状を引き起こさせます。少し歩くと急に脚が動かしづらくなったり、痛くなったり、シビレたり・・・(間歇性跛行)。少し休むと症状が治まりますが、またその繰り返し。数分、同じ姿勢で立っていてもこの症状が出る御方もいらっしゃいます。ただ脚の血管がつまる病気でもこの症状が出現することがあるので注意深い観察と検査が大事です。

骨粗鬆症カルシュウムの代謝が悪くなり骨がもろくなってしまうこの骨粗鬆症でも、ご高齢の御方は腰痛の原因になることがとても多いです。食生活の改善やカルシュウムの摂取を積極的に行わなくてはなりません。全身症状の強い御方は、当院でも専門の先生の受診をすすめております。

ガンやガンの転移:ごくまれにガンやガンの転移でも腰痛を起こすことがあります。乳ガンや甲状腺ガン、前立腺ガンは背骨に転移しやすい特徴をもちます。


膝を傷めた!捻った!こわした・・・

膝の関節は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの内側の太い骨〜内くるぶし)、腓骨(スネの外側の細い骨〜外くるぶし)からできております。股関節と足関節と共に、身体を支えるとても大事な関節で、歩くだけでも体重の約1.5〜2倍、階段の昇り降りで約2〜3倍、走ったりする際には5倍以上もの力がかかると言われております。とても負担のかかる関節でありながらも、その支持する靭帯はたったの4本しかありません(前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯)。関節まわりの筋肉に依存すことが多い為、使い過ぎや過労にて関節がゆるくなっている際におケガが多発するようにおみうけします。運動のしすぎや老化により、関節面の軟骨や半月板(大腿骨と脛骨の関節面にあるクッションの軟骨で内側と外側にある)に負担をかけ、傷つけたりすり減らしたりして傷めることもとても多いです。関節軟骨の再生は人間はできないことになっているので、大切に使っていただきたく想います。スポーツにより傷めてしまう部位の最たる場所なので充分に気をつけてくださいますように!

膝関節血腫&水腫:膝にご負担をかけたり、何らかの原因でおケガされた際に膝関節の中では炎症にともなう、病変が起こっております。もともと関節は関節包と言う袋にくるまれており、その中に潤滑液(=俗に言う水)などをたくわえております。その潤滑液は関節に栄養をあたえる成分も含まれれているため、炎症を起こした際、その潤滑液を増やし関節を治そうと努力するのです。これが皆さんも良く耳にされる”膝に水がたまる!”というやつです。また原因のはっきりした急性外傷=ケガにともなうと、関節の中では出血が起こります。これが関節血腫です。血腫も水腫も、膝の腫れ、不安定感、痛みをともない、曲げ伸ばしが不自由になる特徴をもちます。

内側側副靭帯損傷膝関節の内側を止めているバンド=靭帯を傷めたものです。膝関節の内側が開くような力が加わった際に傷めてしまい、スポーツにより傷める膝のおケガの中でも、高い頻度で発症します。他の支持組織のおケガの合併も無い場合、また程度にもよりますが、あせらずに最初の安静・処置・加療に努めていただけましたら、比較的経過は良好のモノが多いと想われます。膝のおケガは全てそうなのですが”調子が良い!”と想った時が大事!!ご無理をされるとすぐ元の悪い状態に戻ります・・・スポーツ、等へのご復帰はとても慎重におこなっていただきたく想います。

外側側副靭帯損傷:内側側副靭帯損傷と反対の発生機転で発症する膝関節の外側を止めている靭帯を傷めたものです。後十字靭帯損傷と共に傷めてしまうことが多い様に想われます。

前十字靭帯損傷前十字靭帯は膝の関節が前に動かないように止めている靭帯で、大腿骨と脛骨を結ぶとても重要な靭帯です。血行が悪い靭帯で単独での損傷は少ない特徴をもち、重度の損傷において保存療法(ギプス・そえぎ固定・包帯などでの治療)での自然治癒は、癒合不全(切れた靭帯がくっつかない)を起こすことがほとんどです。日常生活にご不自由ないぐらいには回復するものの、受傷以前のパフォーマンスを期待するのは少々、難しいものと想われます。「膝が前側にぬけるような、ねじれるような、ガクッとくるような・・・」などの訴えを良くうかがいます。放置した際、何年かののち、その多くは変形性膝関節症に移行します。状態によっては私も手術療法をおすすめすることも多くございます。

後十字靭帯損傷:前十字靭帯の反対に膝関節が後ろに動かないように止めている靭帯で、膝の前から強い衝撃(転んで膝を強打・前方からのタックル・交通事故など)が加わった際に発症します。見落とされることも多く、ずいぶん後になってから「階段の昇り降りがおかしい・・・膝を曲げるときに違和感がある」など、患者さんからの訴えでわかることもあると聞きます。血行も見られる部位であり余程のひどい場合を除き、太ももの筋力アップなどでスポーツにも復帰できることが多いと想われます。

半月板損傷大腿骨と脛骨の間で内側と外側に2つある半月状の軟骨で、主に膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役目をしております。スポーツにおいては急な回旋(=ねじれ)が膝に加わった際に発症するものですが、中年以降、半月板の変性にともないちょっとした外力が加わっても傷ついてしまうこともございます。内側半月板損傷は前十字靭帯損傷に合併することがとても多いと想われます。切れたり、傷ついてめくれた断片が関節面にひっかかってしまうとロッキング(関節が動かなくなる)を起こしてしまうこともあります。また放置してしまったものでは膝に良く水がたまることも特徴です。半月板の血行が悪い部分を傷めてしまった際には治りづらいこともあり、MRIなどで損傷部位の慎重な検査を行い、関節鏡下にて縫合術や切除術を行うこともございます。

オスグット・シュラッター病10〜15歳の成長期男子に多く診られます。大腿四頭筋(=太ももの前側の筋肉)は膝の関節をまたぎ脛骨の上部に付着して膝を伸ばす働きをしております。この脛骨の付着部が丁度、骨の増殖が旺盛な場所ということもあり、成長期ではとてもデリケートな場所とも言えます。走ったり、ジャンプしたりを繰り返すことで、この場所(脛骨粗面と言います)を刺激することにより強い炎症を引き起こさせます。ひどくなると膝下スネ上が盛り上がり、「うさぎ跳びをしすぎて膝に軟骨が出た〜」と、昔、言っていた状態になります。症状が出現したらまずは安静に!「成長期はザリガニが脱皮している最中と一緒、やわらかい甲羅をつっつくと形が変わっちゃうでしょ?!」と、私は子供たちに説明しております。また筋力が強く足の速い身体のかたい子供に多く診られるように想いますので、太ももの筋肉の柔軟体操なども大事だと考えられます。進行すれば疲労骨折や剥離骨折(はがれる)になることも!!頑張りすぎには要注意です。

ジャンパー膝:オスグットが中学生ぐらいまで(骨の成長がある程度落ち着くため)だとすると、ジャンパー膝は高校生から社会人(プロまで)まで診られるものです。大腿四頭筋がお皿(膝蓋骨)の骨をくるみ、脛骨に付着するその間、膝蓋靭帯に過度の負担をかけることで発症します。激しいジャンプやランニングの繰り返しで起こるオーバー・ユーズ(使いすぎ)症候群の代表です。慢性傾向をたどりやすく、悩みを抱える選手がとても多い症例です。練習後のアイシングやストレッチを大事に気をつけていただきたく想います。

鵞足炎:がそく炎と読みます。膝の関節を曲げる縫工筋、薄筋、半腱様筋と言う3つの筋肉が脛骨上部の内側にまとまって付着します。その腱の集まりが”ガチョウの足”に見えることから”鵞足”と呼ばれております。この症例も繰り返すジャンプやランニングなどの運動により鵞足に負担をかけて発症し、バスケット、バレーボール、サッカーなどをしている学生にとても多く診られます。少しの安静で炎症も早く軽減するのですが、再発しやすい症例なので、充分な安静と休養を心がけていただきたいものです。

腸脛靭帯炎:別名をランナーズ・ニーと呼びます。ご想像のとおり、マラソンやたくさん走ることにより大腿筋膜張筋と言う筋肉の脛骨に付着する腸脛靭帯の部分が、大腿骨の外側で繰り返しこすられることで発症します。全体的にO脚傾向の骨格を持つ御方に良く診られます。マラソンやジョギングブームにともない多発するものなので、ご無理のない走行を心がけていただきたく想います。

変形性膝関節症:今や日本は長寿大国!この疾患でお膝を傷めておられる御方がたくさんいらっしゃいます。人間の骨と骨をつなげている連結部分の関節には、その骨と骨がぶつかることの緩衝材としてのクッションの関節軟骨がございます。しかしこの関節軟骨はすり減ってしまった際の再生能力は悲しいかなございません・・・。加齢とともにすり減ってしまった関節軟骨のない膝では骨と骨が衝突し刺激することにより、骨にトゲが生えたような変形(骨棘)が起こったり、関節自体の変形などが起きてしまった状態が、この変形性膝関節症でございます。減ってしまったものが元通りになることはないのですが、痛みがずっとつづくことはございません!また人間は減ったものを補う力に優れた動物です。関節を必要以上に動揺させない強い関節にして、日常生活に不自由のないお膝をつくっていただきたく想います。

肩・腰・膝の傷害や疾患について想いついたものを列記させていただきましたが、ここでは書ききれないほどその種類も多種多様です・・・しかしその多くは日頃、日常生活の中での酷使、使い過ぎなどで傷めてしまうものがほとんでございます。ヒトの身体は生身で機械のように部品をかえることのできぬモノ!!大切に使っていただけますように心からお願い申し上げます。情報化社会により、いろいろな療法や考え方が錯綜しておりますが、全ての御方に当てはまるというモノはございません。良く見極めていただき、また専門家のご意見をうかがいながらご自分にあった治療方法やトレーニング方法を見つけていただきたく想います。

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