おケガをされてしまった御方へ
少しでも早く!医療機関に受診していただくことがこのましいのですが、一般的な医療知識としての方法をご教授させていただきます。
○応急処置のRICE
もし、おケガにあってしまったら・・・
まずは何よりもおちつきましょう!次に状態を確認します。(まわりにご家族やお友達がいらっしゃいましたらおケガをしてしまったことを伝えてください。)
ここでは大きな出血がなく、意識のハッキリしている外傷※=おケガ(ぶつけた・ひねった・ついた・おれた・はずれた・等)の場合に行っていただきたい応急手当についてお話をさせていただきます。
この場合の皆様に行っていただきたい応急手当でございますが、おケガそのものが重症化しないように「悪化の防止」と「苦痛の軽減」をその目的とします。そこで行うのが応急処置のRICEでございます。
RICEとは、おケガをしてしまった際に患部(おケガをした場所)からの内出血(俗に言う=青タン)や腫れ(はれ)、痛みを最小限に防ぐことを目的に、その頭文字R・I・C・Eをとった受傷後24〜72時間行うことがのぞましいとされる応急手当のことです。
※おもに手・指・脚・足にたいして行うものですが、これを基本として身体の各所や日常生活へも応用ができます。
※イラスト:公益財団法人 日本学校保健会 学校保健フリーイラスト集より引用したものです。
○Rest = 安静 患部を動かさないようしてください
まずは患部を動かさないようにつとめてください。必要以上に動かすことでおケガを悪化させてしまうことは皆様のご想像のとおりでございます。無理をして動かすことで、痛みや腫れを増強させるばかりでなく、二次的損傷(=合併症や新たなおケガの併発)をひきおこすこともございますので”安静第一”をこころがけてください。広い意味では、包帯・テーピング・シーネ(副子=そえぎ)なども患部を安静にさせるものでございますが、おケガの程度により骨折などをおこしている場合には、腫れがドンドン強くなることがございますので、固定をしていただく場合にはあくまでも簡易的なモノを使っていただくことをおすすめいたします。
○Icing = 冷却 患部を冷やしてください
おケガをしてしまった患部の皮フの中では、組織や毛細血管をこわすことで内出血をおこしています。運動や温めることは、血のめぐり(=血行)が良くなり、腫れや痛みが強くなってしまいます。それを防ぐために患部を氷のうやアイスバッグで冷却=冷やしていただきたいのです。冷やすことだけでも、かなりの「腫れの防止」と「痛みの軽減」が期待できます。「痛いときはモメばよい!」とか「お風呂で温めればよい・・・」というのは、大ウソですのでどうかおまちがえのないようによろしくお願いいたします。※ご注意していただきたいのですが、冷たいのをガマンしすぎて凍傷(冷たいことでなるヤケド)になってしまうケースをたくさん耳にしております・・・十分に気をつけていただきたく想います。特にコールドスプレーのご使用には専門家のご指導をあおいでくださいますように!
○Compression = 圧迫 患部に適度な圧迫をくわえてください
患部からの内出血や腫れ(はれ)をこれ以上大きくさせないように、スポンジやウレタンフォームで適度な圧迫をくわえるものです。この圧迫をするための製品はスポーツ用品店などでご購入することができるのですが、専門的なテクニックを必要としますので、弾性包帯やサポーターなどでの簡単な圧迫でもかまわないと想います。専門家でも血のめぐり=血行が止まっていないか?の確認を慎重に行いながらするものなのでご注意を要します。
○Elevation = 挙上 患部を心臓の高さよりも高くしてください
患肢(おケガをしてしまった手・指・脚・足)を心臓の高さよりも高くすることで腫れを軽くしたり、強くならないことを目的に行うものです。血のめぐりを良くしてしまうことは、腫れや炎症によるむくみを強くするばかりでなく、痛みの成分まで患部に集めてしまうので、挙上はそれを防止するためにとても有効な姿勢なのです。腕や指をおケガしてしまった場合には三角巾でツる。脚や足をおケガしてしまった場合には就寝時、マクラ一つぐらい高めに置いてお休みになられると夜の痛みが少なくなるはずです。※カゼをひいてしまい熱が出たとき、昼間より夜の方がお熱が高くなったご経験はございませんか?それと同じでおケガした際にも、夜の痛みが強くなる傾向がございますので十分な観察と処置をしてくださいますように。
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