おケガの種類にはものすごくたくさんの種類が有るのですが、基本的には我々、接骨院・整骨院で行える治療というのは、原因のはっきりした外傷=おケガの、骨折=折れた、脱臼=はずれた、捻挫=捻った、打撲=ぶつけた、挫傷=肉離れ・痛めてしまったスジ、などですので、ここでは一般的に分けられるこの5つのおケガについてご説明をさせていただきます。
○骨折=ほねが折れた!
ヒトにはおよそ200コの骨がカラダの中にあるといわれます。その骨に何らかの衝撃や力が加わって、その骨自体が傷ついてしまった状態・・・それが骨折です。何らかの外力・・・直接何かがぶつかった!や、テコの原理が働いた!など、「え〜?そんなんで折れちゃうのぉ?!」なんてこともございますので、十分な観察が必要でございます。特に骨の弱いご高齢の御方(=骨がもろい)やお子様(=骨がやわらかい)は要注意でございます!!骨の折れ方も千差万別です。軽いヒビから粉々にワレてしまうものまで・・・。レントゲンで診てヒビといっても、それは平面の写真!実際は貫通しているものも多く、固定不十分の際には、二次的な転位を起こすものも本当に多いのです。皆さんがよくいわれる”複雑骨折”というのは、医学用語では、開放性骨折(骨が皮フを破り飛び出た骨折)のことをいいます。粉砕型骨折や複合骨折に当てはまるものと想われます。
○脱臼=関節がはずれた!
骨と骨が連結した部分を関節といいます。カラダの各所の関節にもたくさんの種類が有り、その中では性質上はずれやすい形や場所(=肩・肘・指・顎(あご)関節)がございます。脱臼はご高齢の御方やお子様(幼少時のヒジは多発します※)よりも、カラダのしっかりしたご年齢(青年〜中年)の活発な御方に多く見られます。「一度はずすとクセになる?!・・・」これは本当ですので最初の治療が肝心です!!少し時間をかけてでもじっくりあせらず治していただきたく想います。 ご参考:小さなお子様の肘の脱臼を肘内障と呼び、大人の脱臼とは少しタイプの異なる脱臼なのですが、どんなにくりかえしたお子様でも、骨のクビがしっかりし始める小学校低学年になればはずれなくなりますのでご心配は要りません。ご安心下さい。
○捻挫=ひねった・くじいた!
骨と骨を連結している関節は、必要以上に骨が動きすぎないようバンド=靭帯でとめてあり、関節の動揺を防いでおります。その関節に何らかの外力が加わり必要以上に関節を動かせてしまった際、関節をとめてあるバンド=靭帯が伸びてしまったり、切れてしまったりした状態が捻挫です。「な〜んだ、ただの捻挫かぁ」何て言葉をよく耳にしますが、捻挫の状態もピンからキリ!・・・3度の捻挫などは靭帯の完全断裂で手術適応になることが多いのです。※靭帯損傷というと、皆さん!大ケガのイメージがありますでしょ?!靭帯損傷と捻挫は同じものなのですヨ。関節が動いてはいけないところまで動いてしまい、伸びて傷んでしまった靭帯ですから、中途半端に治してしまうと靭帯がケガをする前よりゆるんだ状態になってしまうのです。そして何度も々々もひねってしまう・・・これが俗にいう”捻挫がクセになる”というヤツですので、軽い捻挫ほどご注意して頂きたいのです。
○打撲=ぶつけた!ぶつかった!
ボールや固いモノがぶつかった!ぶつけた!強打!・・・。ただの青タンや打ち身なら心配はないものの、おケガをした場所やぶつけてしまった強さにより、重篤な症状を起こすモノもたくさんございます。皆さん!お肉を焼く前、包丁で叩きませんか?お肉のセンイを切ってやわらかくしているのですよネ。骨がまな板、その上の筋肉などのスジがお肉だと想って下さい。ぶつかったモノが包丁です・・・!その打突により筋肉などのセンイが切れたり、さけたりしてしまっているのが打撲です。強くぶつけた場所はまず腫れます。そして内出血で青くなります。※一般的にこの青くなった範囲が広ければ広いほど症状は重いのです。皮フの中では血が出ております。その血が止まってからはすり傷などと同様に、かさぶた(肉芽:にくげ)が皮フの中にでき始めます。ここがポイントです・・・この筋肉の中にできたかさぶたはセンイ化(瘢痕性硬結)しやすく、筋肉の中にシコリの様に残ることがとても多いのです。(例:自転車のペダルで激しくふくらはぎをぶつけた御方の筋肉の中にコブみたいなモノが残っている。など) しかし、元来、筋肉は血のめぐりも良く、治りは良い場所なのでちゃんと治療さえしていただけましたらキレイに治るものなのです。
○挫傷=肉離れしてしまった!スジを痛めた!
肉離れ・・・というと、肉がはなれてしまうように聞こえるのですが、肉離れというのは主に運動中などに過度な力がくわわりすぎて(=のばしすぎたり、ちぢみすぎたり)、その筋肉や腱(筋肉と骨のあいだの部分)がさけたり切れたりした状態のことを言います。筋肉が疲れている場合におこしやすいので無理は禁物です!また、こむら返りなどの”ツッている”状態が治らない!運動中にツッた!など、肉離れのサインですので、強いマッサージや入浴は気をつけていただきたく想います。(※ツる状態には本当にたくさんの種類がございます・・・あまり頻繁にツるのであれば一度、ご診察を受けてくださいますように。)ご生活の中において、同じ動作のくり返しや、同じ姿勢を長時間強制されたりなど、そのスジ(主に筋肉・腱・靭帯など)が知らず知らずのうちに傷んでいるケースがたくさんございます。「いつか治るだろう?!」と、放っておいて”慢性化”してしまう場合もございます。独自診断はくれぐれもご注意くださいませ。
※接・整骨院での”挫傷”(=strain)は保険協定上(保険を取扱う約束)の傷病名につき、病院等での”挫傷”=打撲(contusion)とは少し意味の異なるものとご理解ください。
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